- お風呂に入るメリットを知りたい人
- 正しいお風呂の入り方を知りたい人
- 毎日のお風呂で健康を維持したい人
こんにちは、まど(Twitter@まど)です。
みなさん、お風呂に入ると様々な健康効果があるのをご存じですか?
なんとな~く自己流の入り方で
- 100数えるまで入っている
- 好きな芸能人オススメの入り方をしている
- そもそもシャワーしか使ってない
という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、お風呂に入ると得られる7つの作用と、正しい入り方をお伝えします。
シャワーだけじゃダメなの?
半身浴じゃダメなの?
お風呂の効果と、おすすめポイントを紹介するよ!
お風呂の7大作用
- 温熱作用
- 静水圧作用
- 浮力作用
- 清浄作用
- 蒸気・香り作用
- 粘性・抵抗性作用
- 開放・密室作用
漢字ばっかだな…
大丈夫です、内容は簡単です!(笑)
ひとつずつわかりやすく解説していきます!
①温熱作用
温かいお湯に浸かったり、浴室の温かさによる「温熱」が体に及ぼす作用です。
温熱作用によって
- 血流が増えて新陳代謝が活発に⇒疲れが取れてリフレッシュ!
- 体温が上がって神経痛などの慢性的な痛みが楽になる!
- 肩こり、腰痛などの症状も楽になる!
といった効果が見込めます。
私自身、慢性的な腰痛持ちですが、お風呂に入るようになってからは腰痛が和らいでいます。
この効果はシャワーだけだと十分に得られませんので、お湯に浸かるのをオススメします。
長時間のデスクワークやテレワークなどでコリ固まった体をほぐしてあげましょう♪
②静水圧作用
お湯の水圧によって全身がマッサージされたような状態になり、血流や生理に影響する作用です。
静水圧作用によって
- 水圧でしめつけることで血流が良くなる!
- 足のむくみが緩和される!
- 水圧で横隔膜が圧迫され呼吸が増加⇒心肺機能が高まる!
といった効果が見込めます。
肩までお湯に入った状態では、ウエストが3~6cm細くなるほどの水圧がかかります。
シャワーや半身浴より、全身浴で肩までお湯に浸かる方が、高い効果が見込めます。
立ち仕事や出勤で疲れた足を、労わってあげましょう♪
③浮力作用
お湯の中で体重が1/10程度になる作用です。
浮力作用によって
- 筋肉や関節への負担・緊張が軽減!
- 緊張がゆるむことでリラックスできる!
といった効果が見込めます。
シャワーや半身浴では浮力効果は見込めませんので、全身浴がオススメです。
バスタブのふちに頭を預けて、脱力するのが効果的です。
運動で体が疲れているときはもちろん、一日の疲れをリラックスして癒すことができます♪
④清浄作用
皮膚の汚れを洗い流す作用です。
清浄作用によって
- 体に有害な物質や微生物、不要な皮脂などを除去できる!
- お湯に浸かることで毛穴が開き、汚れや皮脂を洗い流せる!
- 体臭の軽減!
といった効果が見込めます。
夏はシャワーで汗を流せばいいよね~
という人もいるとは思いますが、全身浴の方が高い清浄作用が見込めます。
なので、汗をかく時期にこそ全身浴がオススメです。
⑤蒸気・香り作用
蒸気で鼻やのどの粘膜に湿り気を与える作用です。
蒸気・香り作用によって
- 粘膜の乾燥を防ぐ⇒免疫力の低下を防ぐ!
- 好きな香りによって、精神的にリラックスできる!
- 自律神経が整う!
といった効果が見込めます。
お湯に浸かりながら、鼻から吸って口から吐く深呼吸をするのがオススメです。
香りは入浴剤を使ったり、洗面器にお湯を張ってアロマオイルを垂らすのも良いでしょう。
香りによるリラックス効果で、自律神経も整います。
毎日違った香りを楽しむのも良いですね、入浴剤選びの趣味もオススメです♪
⑥粘性・抵抗性作用
お湯の中で体を動かすことで、水の抵抗を受ける作用です。
この作用によって
- ゆっくりとした動きで筋肉に刺激を与えられる!
といった効果が見込めます。
陸上の約3~4倍の負荷がかかる水中。
上手く活用することで、運動療法的な効果が得られます♪
⑦開放・密室作用
心と体が開放されリラックスできる作用です。
衣類を脱ぎ裸になる密室。
非日常な空間です。
この作用によって、
- 一人の場合⇒心と体が開放される究極のリラックス効果!
- パートナー・家族の場合⇒コミュニケーションがとれ、心の距離が縮まる!
- 大浴場・銭湯など⇒開放的な気分で「裸のコミュニケーション」ができる!
といった効果が見込めます。
私はいつも一人で入浴する際は、歌を歌います。
お風呂場って音が反響するから上手く聞こえますよね?(笑)
家族やパートナーとの入浴は、
温泉療法専門医である早坂信哉医師の著書
「お風呂研究20年、3万人を調査した医者が考案 最高の入浴法」
の中にある調査結果が参考になります。
既婚男女の61.1%が「裸の付き合い」で「心の距離が縮まる」と回答しており、
裸の付き合いが特に大切だと関係性について尋ねたところ、全体では
1位「親子(51.5%)」、2位「夫婦(44.6%)」と、家族間での入浴コミュニケーションが
特に大切に考えられていました。
最高の入浴法~お風呂研究20年、3万人を調査した医師が考案 | 早坂信哉 |本 | 通販 | Amazon
実体験として、私も妻と入浴をしますが、お風呂場って話をするには最高の環境なんです。
TVもない、スマホもない。そして二人きり。コミュニケーションが取りやすいんです。
その日にあった何気ない話とか、普段は話せない話なんかも、お風呂だと出来ちゃうもんです。
二人で入れば電気代とお湯の節約にもなりますしね!(笑)
そして銭湯や温泉旅館、最近ブームのサウナなどでは、初めて会う人とコミュニケーションが取れますね。
どこの誰だか、職業も年齢も名前も知らない人と取るコミュニケーションも楽しいですよ♪
私は前に通っていた銭湯で、アパレルの社長と話したことがあります。
普通に生きてたら絶対会わない人から、面白い話を聞けることもあります♪
まとめ
- 温熱作用(血行促進・新陳代謝UP・痛みの緩和)
- 静水圧作用(血行促進・むくみ緩和・心肺機能UP)
- 浮力作用(筋肉、関節の負担軽減・リラックス)
- 清浄作用(体の清潔保持・体臭減少)
- 蒸気・香り作用(免疫力低下の予防・リラックス・自律神経を整える)
- 粘性・抵抗性作用(運動療法的な効果)
- 開放・密室作用(リラックス・コミュニケーションの場)
お湯につかることで、これだけの効果があることがわかっていただけたかと思います。
今日までシャワー派だった人も、半身浴派だった人も、これを機に全身浴にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
おすすめの入浴法は、
- 湯温は38~40℃
- 肩までの全身浴
- 時間は10~15分
です。
睡眠の質がが良くなりますよ♪
詳しくは、睡眠の質を高めるお風呂の入り方をご覧ください♪
それでは、素敵なお風呂ライフを~♪
- 心臓の機能に心配がある方、持病がある方
- 高血圧の方
- その他、疾病などがある方
- 上記の方の場合、全身浴が適さない場合もあります。
- 心配であれば病院への受診、および主治医に確認をして入浴してください。
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